Hap & Pop

好きな音楽をしゃべるためのブログ

アイドルとは何か

アイドルとは、定義づけがむつかしい。かわいい女の子なら、かっこいい男なら、アイドルなのか?見てくれだけで売っているのがアイドルなのか?実力もなく、アーティストと呼ばれる人の次点的な立ち位置な人をアイドルというのか、よくわからない。結局人それぞれだと思う。

まー、アイドルは偶像という意味で、そういう存在自体に熱狂的になれば、アイドルなのかもしれません。

わしは、アイドルポップスは好きだが、そこまでメンバーさんに熱を入れることはない。

かつてのひとを考えるならば、わしにとってアイドルは木村カエラだった。

わしは、デビュー当時からの木村カエラのファンだった。level42から。彼女を知ったのは、兄のケータイに、level42とhappinessが入っていた、それきっかけであった。そこから、ファンになり、3日に一回は、インターネットで、オフィシャルサイトをチェックし、CDリリース日には、CDショップにおかれているかチェックしにいき、デイリーランキングを逐一チェックし、それはそれは熱狂的だった。カラオケでは、まず初っぱなから、beatを歌うのが恒例だった。

木村カエラの魅力はなんだろうか。歌はとりわけうまい訳じゃないし、声が特質なわけでもない。ただ、当時の木村カエラは尖っていたのだ。刈り上げたり、髪の毛ピンクにしたり、パーマかけたり、少し乱暴な女の子だった。TBSのうたばんに出たとき、彼女が、MCの中居くんに多少乱暴な言葉を投げ掛けたときは、痺れた。別にわしは、Mなわけではなく、その頃のわしは引っ込み思案で道をはずさない、言いたいことも言わない良い子ちゃんで、そんなわしにとって、彼女のような振る舞いは憧憬だった。もちろんも歌も好きだった。でも、やっぱり木村カエラの存在への熱狂が強かった。

その熱狂が冷めたのは、ring a ding dongの頃だった。すごく角がとれて丸くなった。人として成熟したともいう。嫌いになったわけでなく、追いかける必要がなくなった。

わしにとって、アイドルは1人だけだったかもしれません。

ハム平